●弟夫婦の子供たちを見ていて知ったのは、生まれて間もない子供は、しばらく見ないうちに「顔」が大きく変わるということだ。成長するというより、「別の顔」になるという感じ。長男はもう三歳を過ぎているのでかなり安定していて、前に会った時と「同じ人の顔」が成長したという感じだけど、次男はまったく別の顔になっていた。子供は何度か、まったく「別の顔」に入れ替わる。
●『ごめんね青春』第7話で、最後にちらっと出てきた津田寛治のやばい感じがすごかった(まあ、やり過ぎ気味の「顔芸」だけど)。ぱっと一目見ただけで、「明らかにこの人やばい」という感じを出せるのはすごい(これは、物語の展開ということとは、また別の「表現」のレベルにあることだ)。
人工知能について、あるいは、人工知能の影響によってもたらされる「人間の変化」について、ラカン派はどのように考えているのかに興味があるのだが、誰かそれについて書いている人はいるのだろうか。立木康介のちょっと前に出た現代文明についての本とかで言及されているのだろうか。