2020-01-21

●一話、二話を観逃しているが、『映像研には手を出すな!』第三話を観た。監督は苦手な湯浅政明だけど、おそらく原作のテイストの再現を重視しているためだと思うけど、湯浅政明臭はかなり薄まっているのでぼくにも観やすい(でも、うっすらだけど湯浅感はちらちらとある)。

原作は読んでいないのだけど、これはマンガだから成り立っているというところがけっこうあるのではないかと感じた。マンガからアニメへのメディウムのトランスレーションがあることで立体化している部分があるのではないか。これをアニメでやってしまうと、(アニメからアニメへと横滑りするだけなので)あまりに自己言及的になりすぎるというか、のっぺりとした内輪ノリにみえてしまうのではないか、と。

三話だけしか観ていないせいかもしれないが、割と平板だという印象を受けてしまった。

●OPがchelmicoで、おおっと思った。曲のタイトルが「Easy Breezy」なのだけど、このタイトルからはどうしても宇多田ヒカルの方が連想されてしまう(すごく好きな曲)。

Utada - Easy Breezy

https://www.youtube.com/watch?v=RpqTJySA5Sc