●疲れによるダメージは、少し余裕が出てから、遅れてやってくる。昨日一日ゆっくり休んだおかげで、一気にそれが襲ってきた。ひどい二日酔いみたいな頭痛と重たい肩こり。というか、肩から首、そして頭の内側へとつながる一塊の痛み。それが目の疲労からくるものだということを示す、目の奥にある、石のように堅く凝り固まった疲労感。午前中はほとんど動けないくらいだったが、頭痛薬を飲み、午後からようやく、重たい頭を引きずるようにして、活動をはじめる。
これは忙しいせいもあるけど、ノートパソコンのせいでもあって、ノートパソコンはデスクトップに比べて集中しやすいと言うか、集中を(そしていつの間にか凝視を)強いるような装置で、持ち運び出来て、好きな姿勢で使えるし、さらに、使い始めたばかりの新鮮さもあって、つい必要以上に使ってしまう。自分でも、これはどう考えても目を酷使し過ぎているということが分かっているのだが、ちょっと目がしょぼしょぼするくらいで、ダメージがあまりなかったので、調子に乗って必要以上のことまでし始めてしまったりした。おかげで、期限が迫っているやるべきことがあるのに、昨日、今日と、ほぼ二日間無駄にしてしまった。歳をとるほど、身体の酷使と、そのダメージのあわられとの時間差が大きくなってくるので、はじめからそのことを勘定に入れていなければ、と、いつもダメージに襲われてから思うのだった。