2023/08/19

⚫︎コロナ以降、マスクの着用、手洗い(手の消毒)、うがいを徹底していたためか、この三年以上、風邪をひかなかったが、とうとう風邪をひいてしまった。これはそのまま、コロナへの警戒の緩みを表しているのかもしれない。昨日、冷房が効きすぎているところに長時間いて、喉がイガイガすると思っていたら、今日は、明らかな発熱状態で、体が重かった。寒気で目を覚まし、(冬用の布団はしまったままなので)フリースを着て一番上までジッパーを上げ、靴下をはいて寝る(少し油断すると悪寒が走る)。一日中ずっと、混濁した夢を伴う浅い眠りを眠り、目が覚めると、トイレに行って、水をがぶ飲みしては、また眠る(時々、汗だくのTシャツを着替える)、ということを、湿地の中を泥に足を取られながら、全身泥だらけでもがいて進もうとする、みたいな感じで、ただ繰り返す。あー、この感じ、久しぶりだ、と思う。風邪をひいた時の混濁した夢は、言葉では記述できない。物事が成立する基盤が崩れている。入れ子的な時空構造の、その入れ子構造のあり方そのものがぐるぐる切り替わっていくような夢。