●昨日、今日と、ずっと原稿を書いていた。昨日は、朝起きて、午前中原稿。昼過ぎに用事があって駅前の喫茶店で友人と会い、別れてから、隣りの駅まで、雨のなか傘をさして散歩。以前、人から教えてもらっていた、あまり大きくないけど品揃えが面白い本屋(最近、近くにある大型の書店はまったく使えない感じになっている)ではじめて本を買う。そしたら、その建物の二階にある喫茶店でコーヒーが一杯飲める券をくれた(五千円以上買った人にくれるそうだ)。せっかくだから、二階へ上がって、喫茶店で二時間くらい、買った本を読んだ。窓際の席で、大規模に再開発中の駅前の工事現場をみながら。隣りに座った男女が、自分の娘のクラスで起きたいじめについてと、テコンドーについて話していた。また一駅分、傘をさして歩いて帰り、その後ずっと原稿。
今日は、起きて、午前中原稿。昼頃少し昼寝して、午後は、ノートと薄い画集一冊だけ持って、昨日行った、一駅隣りの喫茶店まで散歩。喫茶店で、ノートに緑色のボールペンで原稿の続きを書く(どうでもいいことだが、ぼくは罫線のはいったノートが嫌いなので、ノートは大抵無地で、というか大抵スケッチブックと兼用で、そこに、色のついたボールペン(青、ブルーブラック、茶色、緑、紫、ピンク、添削するみたいになるので、なんとなく赤は敬遠する、本に書き込みする時はシャーペン)で字を書く、ぼくがノートに書く文字は、多分、ぼく以外の人には解読できない)。窓際の席は、昨日は禁煙席だったが、今日は喫煙席になっていたので、一日毎に入れ替わるのだろう。向かいに座った初老の女性が携帯電話で、何語かわからない、不思議な響きの言葉で話していた。歩いて帰り、パソコンへ、喫茶店で書いた分を入力。食事をして少し眠り、また原稿のつづき。
明日は、原稿を最後まで書くことと(明後日閉め切りなので、一晩寝かせて推敲するため)、ずっとやっていた用事の最後の仕上げをしなくてはいけないので、けっこうハードなのだが、これが終われば、(時間の、頭の)余裕ができる。経済的にはまったく余裕ないけど。