●今週の土曜、24日に「百年」である柴崎友香さんとのトークのために、『パノララ』と『春の庭』をもう一度読み返しておこうと思って、まず『パノララ』を読み始めた。『パノララ』における反復、そして『春の庭』におけるフレーム操作と、ぼくの絵画作品とは、どこかで通じる物があるはずだ、と、勝手に感じている。
(あと、『パノララ』の反復は、ぼくには『シュタインズゲート』『エンドレスエイト』『まどか☆マギカ』『ゼーガペイン』など、アニメにおけるループ物との関係のなかで考えたくなるものだったりもする。)

◇古谷利裕×柴崎友香「人体/動き/キャラクター」アーティストトーク
•日時:10月24日(土)13:00〜14:30(開場12:30)
•会場:百年
•入場料:1000円
•定員:50名(要予約)
http://www.100hyakunen.com/news/info/201510111795



●神奈川県立図書館では、『分析美学入門』(ロバート・ステッカー)とか『理由と人格』(デレク・パーフィット)とか、値段が高くて買えない本を検索するといつも「貸出」で、予約しようとしても取扱いが「制限」となっていて、「この本は予約できません」という表示が出てくる。高くて買えない本こそ図書館が頼りなのに。