2022/01/03 - 偽日記@はてなブログ

●大晦日から元旦のDOMMUNEでコーネリアスのファーストアルバムの曲を久々に聴いたが、思いの外良いと感じた。ファーストが出た時点では(小沢健二のファーストが大胆に振り切っていたということもあって)、ボーカルの線の細さみたいなものをどうしても感じたのだったが、今にして思えば、(その後の仕事の達成を通して)その「声」こそが最大の武器の一つだったことを証明したのだなあ、と。

The Love Parade

https://www.youtube.com/watch?v=MOqQPqkxCe4

Silent Snow Stream

https://www.youtube.com/watch?v=YUoQIJW-Yro

Bad Moon Rising

https://www.youtube.com/watch?v=-IMAwRGcvNk

●ちょっと前にアマゾンミュージックでたまたま見つけたのだが、野宮真貴の「世界は愛を求めてる。 What The World Needs Now Is Love」というカバーアルバムがあって、そこで野宮真貴とカジヒデキがフリッパーズギターの曲をカバーしてるのがすごく良くて驚いたのだけど(二人の声の相性が良いのと、「二人の声の相性」と「曲」との相性が良い)、そのライブ版の動画かあった。

野宮真貴「SUMMER BEAUTY 1990」～Miss Maki Nomiya sings “Shibuya-kei Standards” 2014～【official video】

https://www.youtube.com/watch?v=f2sXihgLXXY

野宮真貴11月11日新作発売～アルバムダイジェスト[完全版]

https://www.youtube.com/watch?v=hFK7azl_Qn4

●さらにピチカート・ファイヴのラストライブの動画があった。2001年。ピチカート・ファイヴを熱心に聴いていたのは90年代前半から中盤くらいで(自分として一番盛り上がったのが94年の「Overdose」で、88年の「Bellissima!」は90年代になってから振り返って知った)、解散の頃はもうあまり聴いていなかったが(というか、活動が活発でなくなっただけで解散はしていないと思っていた…)。こういう小規模なスタジオライブで終わりにするのがかっこいい。

Pizzicato Five - Happy End of The Band

https://www.youtube.com/watch?v=AS1YhHLZjZ0

(90年代中盤にぼくは、六畳一間、風呂なし、流しとトイレ共同の、まったく陽の当たらない家賃一万二千円のボロい木造アパート---『ワラッテイイトモ、、 part.1』の後半に出てくるあのアパートの隣の部屋---に10年以上は住んでいて、万年床以外のスペースはすべて堆く積まれた本に占められ、暖房器具は電気ストーブが一個、冷房器具は扇風機一台しかないという、ただでさえ温暖差の激しい八王子で極寒と酷暑の貧しい生活だったが、おしゃれで育ちのよさそうな人たちによる渋谷系の音楽を、何のギャップも齟齬も特に感じず、ルサンチマンを抱くこともなく、特に憧れということでもなく、ただ楽しく、普通に「同時代の文化」として聴いていた。それは、渋谷系が表象していた豊かさが、個人の財産みたいなものではなく、90年代の東京という都市がもっていた豊かさだったからではないかと思う。)

ワラッテイイトモ、 part.1

https://www.youtube.com/watch?v=d-FUETQ1J6A&t=162s

●ということで(回顧モードで)、YouTubeにあるピチカート・ファイヴ、メモ。

Pizzicato Five - Baby Love Child (Official Video)

https://www.youtube.com/watch?v=vJTCQJa8NBs

Pizzicato Five - Twiggy Twiggy (Official Music Video)

https://www.youtube.com/watch?v=j_F49QSHuDE

Pizzicato Five - Tout va bien (better quality)

https://www.youtube.com/watch?v=lD5JK1nlBNY

pizzicato five 'groovy is my name'

https://www.youtube.com/watch?v=p8FOGAq0ME8

PIZZICATO FIVE 大人になりましょう