2023/01/21

●両国のアートトレイスギャラリーで、HO×RN(小野弘人×西尾玲子)「遠回りの作法―ミース・オン・ザ・グラウンド」のトークイベント「絵画の透明性・建築の透明性」(小野弘人・西尾玲子・上田和彦・古谷利裕)の二回目。ぼくは、以下の作品について話しました。

一回目はベタに近代絵画マニア的な内容でしたが、今回の(ぼくにとっての)テーマは、(18日の日記にも書きましたが)二つ以上の矛盾する像(空間)の並立(≒虚の透明性)という概念を拡張して、それを見る主体の分裂(幽体離脱)、さらに、その分裂された主体の再統合のために要請される「新たな時空経験(バイロケーション)」についてでした。

(「あなたは今、していますA3」については実際に体験していないので、あくまで想像として話したのですが。)

2da.jp

荒川修作の実験展 見る者がつくられる場」展覧会図録より

 

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