04/12/25

●22日に書いた「トレロカモミロ」の唄についてメールをいただいた。なんでも、「トレロ」というのは闘牛士という意味だそうで、だから闘牛士トレロカモミロではなくて「闘牛士カモミロ」ということらしい。歌詞も送っていただいたので、全部引用する。

『トレロカモミロ 』
作詞:F・マレスカ 
訳詞:阪田寛 
作曲:M・パガーノ 
編曲:越部信義

牛は黒牛 すごい鼻息 
五人がかりで 連れてきたが オレ 
牛と戦う 男はどこだ 
お客はどなる 早く出て来い 
オレオレオレ

その名たかき トレロ カモミロ 
男の中の 男だけど 
トレロ カモミロ とてもねぼすけ 
戦いよりも ひるねが好き

トレロ カモミロ あくびしながら 
闘牛場へ 出てはきたが オレ 
牛に背をむけ ごろりねそべり 
それじゃみなさん おやすみなさい 
オレオレオレ

牛はカンカン  角をふり立て 
カモミロめがけ 突いてきたが オレ 
片手でちょいと 牛をころがし 
これは素敵な 黒いベッド 
オレオレオレ

オレ オレオレオレ

●改めてメロディを思い出しつつ口のなかで詞を転がしてみると、とてもいい感じだ。質量のみっしり詰まった黒くて重くて大きな塊の獰猛な力動と、それをさらっとかわして、その上で平気で昼寝をするという軽やかな運動感が感じられてかっこいい。