●夏が終わったらいきなり冬かよ、と思ったが、秋がちゃんとあってよかった。
●今日締め切りの原稿をメールで送ってほっとしているところに、夕食をごちそうしてくれるという電話があったので、そそくさと出かけ、思い切り食べて、すこし飲んで、すっかり気が緩んでいたのだが、帰ってみたら原稿ダメ出しのメールが…。
●それとは別だが、最近、映画一本につき350字弱という短いレビューを何本もまとめて書くということをしている。ぼくはもともと短い文章を書く(短い文章そのものではなく、短く字数制限された文章を書く)のが得意ではないし、好きでもない。書いてて面白くないし、当然、書かれたものも面白くない。でも、ここまで短いと、はじめからきわめて限定された「一つのこと」しか書けないのがわかっているから、ボールの芯をバットの芯で捉えるみたいな、ジャストミートの一点を探すしかなく、そして、それはそれとしてとても面白い、ということを発見した(900字で書かなければいけない新聞のレビューを経験したことも大きいと思う)。短く限定された文章の楽しみ方を学びつつあるという感じ。ただ、楽しいからこそ、こればっかりにはまるととても危険だとも思う(やっぱり長く、しつこく書きたい)。