●訃報ですというタイトルのメールをクリックして開いたら、堀禎一さんが特集上映の舞台挨拶直前に倒れてそのまま亡くなったと書かれていて、一瞬、意味がよくわからなかった。そんなことがあるのか。愕然とし、そしてその後、強い後悔がやってきた。堀さんご本人からDVDで頂いた作品について、ちゃんとしたレスポンスができていないままだった。堀さんの作品には安易に言葉にすることがはばかられる感じがあって、いつかちゃんとした感想を書かなければ(感想を書くならちゃんと書かなければ)と思ったままずるずると先延ばししてしまっていた。返せない負債ができてしまった。こんなことなら拙速な感想でも伝えればよかった。しかしこんなことがあるとは思わなかった。
堀さんと実際にお会いしたことは一度しかない。でも、鎮西尚一さんや黒川幸則さんと話す時に、かなり高い頻度で「堀が…」という話題が出るので、一方的になじみのある感じであるような、そんな気になっていた。でも、一度しかお会いしていないのだ。この「一度」が、これ以上増えることのない数字として確定してしまうとは思ってもみなかった。残念です。
●『妄想少女オタク系』をはじめて観た時の感想。九年前か…。
http://d.hatena.ne.jp/furuyatoshihiro/20080803
『憐 Ren』をはじめて観た時の感想。
http://d.hatena.ne.jp/furuyatoshihiro/20101128
魔法少女を忘れない』をはじめて観た時の感想。
http://d.hatena.ne.jp/furuyatoshihiro/20110518