YouTubeをみながらノスタルジーにひたる自分のためのメモ。以下はすべて、中一、中二くらい(80年代初頭)の頃に聴いていたもの。そして今、手元にCDなどがないもの。小学生から中学生になって、それまで知らなかった「新しい世界」がひられるのを感じて魅惑されたもの。
加藤和彦 / アラウンド・ザ・ワールド
https://www.youtube.com/watch?v=NrekQD9ijhc
Me Que Me Que - Doctor Kesseler(加藤和彦)
https://www.youtube.com/watch?v=zjygnQYmXD4
高橋ユキヒロ☆Blue Colour Worker
https://www.youtube.com/watch?v=iqUjnZrVTX4
高橋幸宏 - MURDERED BY THE MUSIC
https://www.youtube.com/watch?v=nUVTwtHXV9o
WAR HEAD 〜RYUICHI SAKAMOTO
https://www.youtube.com/watch?v=oJFXbQEdd0c
https://www.youtube.com/watch?v=t2a-JKiCw0c
「HAPPY END」RYUICHI SAKAMOTO
https://www.youtube.com/watch?v=iSiCZ8kbNnU
riuichi sakamoto # iconic storage
https://www.youtube.com/watch?v=Z72VfsK9tOY
Bamboo Houses By David Sylvian & Ryuichi Sakamoto.
https://www.youtube.com/watch?v=SdIoUeyR1_E
伝説的名盤 KYLYN 渡辺香津美
https://www.youtube.com/watch?v=iKEu3QPspvs&t=393s
シーナ&ザ・ロケット/You may dream 1980年
https://www.youtube.com/watch?v=Uswnli5ULZs
矢野顕子 - 春咲小紅
https://www.youtube.com/watch?v=t6lP3F6xTnw
Tatsuro Yamashita - For You (LP, Japan, 1982) (Funk, Soul, Pop)
https://www.youtube.com/watch?v=W9sxKjq44AA&t=412s
https://www.youtube.com/watch?v=_SjndMmvW_8
大貫妙子色彩都市 スタジオライブ
https://www.youtube.com/watch?v=R_Jb3zR7LHY
福生ストラット(PART II)[スタジオ・ライブ]/ 大滝詠一
https://www.youtube.com/watch?v=Tt8ZFaMz_XY
https://www.youtube.com/watch?v=vUGKf5KQhpA
RCサクセション / よォーこそ 1980
https://www.youtube.com/watch?v=ORaezM7DErk
●今でも、RC SUCCESSIONは80年前後が一番いいとぼくは思ってしまう。忌野清志郎は、30歳手前くらい。身体の動きとかもすばらしい。
坂本龍一の「HAPPY END」は、「Front Line」というシングルのB面に入っていた曲で、ほとんど同じ時期に出たYMOの『BGM』にも違うバージョンで収録されて、その後も、坂本龍一はこの曲を多くのライブでいろんなバージョンで繰り返し演奏していて、オーケストラで演奏されたりもしているので、作曲者自身もかなり気に入っている曲なのだろう。
『BGM』バージョンはメロディの音がかなり歪んでいてよく分からないのだけど、シングルバージョンは当時からすごく好きで、何度も繰り返して聴いていたし、今でもiTunesで買える別バージョンのものは聴く。今まで生きてきて一番繰り返し聴いている曲の一つかもしれない。オーケストラバージョンは分かりやすい。
https://www.youtube.com/watch?v=kvrvxxQS6Jw
『BGM』バージョン。
https://www.youtube.com/watch?v=75yR0FXZRpw
●中学二年の時、音楽の時間に、生徒が学校に各自レコードを持って行って、好きな曲を一曲だけかけることができるということがあった。その時ぼくは坂本龍一デヴィッド・シルヴィアンがコラボした「Bamboo Houses」をかけて、音楽の教師から「お前はこんなわけのわからないものを分かった風に聴いているのか」とバカにされた(というか、嘲笑された)という記憶がある。自分でも、いかにも空気読めない痛い奴だとは思うけど。
高橋ユキヒロの『音楽殺人』は、ぼくはアルバムを持っていなかったけど、友人にこのアルバムがすごく好きな人がいて、彼からテープに録音してもらってよく聴いた。「Blue Colour Worker」(作曲は細野晴臣)はシングルカットされていて(「悲しきBlue Colour Worker」というタイトルだったと思う)、それはぼくも買ってかなり聴いた。
加藤和彦の『PAPA HEMINGWAY』は、貸しレコード屋で見て「ジャケ借り」した。当時のぼくにはとても不思議な音楽に聴こえた。そしてなんといっても声がよかった。テープに録音して、これも繰り返し聴いた。
●シーナ&ザ・ロケットのこの動画のシーナが、なんかすごくいい。
矢野顕子の「春先小紅」のインパクトはとても大きかった。YMOインパクトとして「ライディーン」や「テクノポリス」より「春先小紅」のインパクトの方がぼくには大きかった(この曲のアレンジはYMOでバックもほぼYMO)。
大貫妙子の『クリシェ』は、坂本龍一のアレンジの鮮やかさで強く印象に残っている。
山下達郎の『For You』で、生まれて初めて、音楽を聴いていて脳の快楽のフタがバカッと開く、という経験をした。
大瀧詠一は「A LONG VACATION」が大ヒットしている時期だったので、七十年代の古い(売れなかった)ソロ・アルバムも貸しレコード屋にほぼすべてあって、『NIAGARA MOON』なども聴くことが出来た。
●当時の中学生男子には、渡辺香津美高中正義などギター中心のインスト物を好んで聴いている人はけっこういた。
大貫妙子山下達郎シュガーベイブだし、シュガーベイブ大瀧詠一のレーベルからレコードが出ていて、大瀧詠一細野晴臣は、はっぴいえんどでつながっているし、細野、高橋、坂本はYMOで、高橋ユキヒロと加藤和彦サディスティック・ミカ・バンドでつながっている。渡辺香津美のKYLYNには、坂本龍一矢野顕子高橋ユキヒロが参加している。そして、シーナ&ザ・ロケットも「You may dream」はプロデュースが細野晴臣で、けっきょく、ぼくがこのころに聴いていた音楽は(RCサクセション以外は)すごく近い人たちの間でつくられていたということが、後になって分かって、なんと狭いところだけ見ていたのか(ぼくは文化的なものがまったく不毛な土壌で育っているので情報もすごく限られていた)という気もしたのだけど、この時代、この人たちはそういうひと塊りとして突出していたのだとも思う。
●当時は、なぜか質屋で格安のカセットテープを売っていて、貸しレコード屋で借りたレコードを質屋で買ったテープに録音して聴いていた。