2023/08/08(火)

⚫︎今日もまた海まで行った(歩くと四、五十分かかるが、自転車だと二十分ちょっとくらい)。

(それにしても、スマホのカメラがまだどうしてもうまく使えない。まず、フレームが取りづらいというか、フレームが見えづらい。これは、スマホ自体のデザインからくる要因と、カメラのUIのデザインからくる要因の両方がありそう。それから、シャッターが押しづらい。ガラケーの時は、左手でガラケーを握ってガッチリ固定して、その左手の親指でシャッターボタンを押せたが、スマホだと大きいので親指と人差し指あるいは中指で挟むような持ち方をせざるを得なくて安定させにくいのに、一方の手の人差し指で画面をタップしなければならず、両手でグリップしてカメラ=スマホをガッチリと固定することができない。そしてこの二つの要因によって、水平を取るのがすごく難しい。フレームが見づらいので画面を見て水平を調整・確認するのが難しい上に、片手で持っているので水平状態で安定させるのも難しい。水平線を撮ると、水平が取れていないのがすぐにバレてしまう。)

⚫︎目隠しするものがなくすべてが一望にひらけて見えているのに、適当な距離を持って散らばり、各々が自分たちの関心や目的に専念していて、互いが互いに関して無関心に存在している。究極に風通しが良い場所で各々が閉じてもいる。場を、半ば共有しているが(他者は、背景を構成するものとしては常に目の隅にある)、半ば共有していない(しかし「わたし」は他者とではなく「海」と対面している)。このような海岸の空間のあり方がとても好きだ。公園にも似たところはあるが、公園よりもさらに、あからさまに吹き曝しであることがより無関係的である感じを生み出している。