●このところアルコールの量が飛躍的に減っていて、酔っている時間が少なくなった分、絵を描いたり、本を読んだり、DVDを観たり、この日記をちょっと時間をかけて書いたりする時間に出来るのだが、それらは全て目に多くの負担を強いる行為で、その疲労(ツケ)がかなり蓄積してきていることは、恒常的な軽い頭痛などによってちょっと前から感じていたのだが、今朝くらいからそれが爆発して、少しでも頭を動かすだけで激痛がはしるようになって、トイレに立つのも辛いくらいになる。加えて、今年の花粉症はとても酷くて、主観的には目のまわりが赤く腫れ上がっているんじゃないかというくらい粘膜がザラザラ痛くて、鼻の奥だけでなく、喉の奥まで腫れているように痛む。鼻が詰まっているので寝ている時どうしても口を開けて呼吸しているから、目覚めると喉がカラカラでしばらく声も出ない。微熱さえあるように感じられる。毎年使っていてそれなりに効果のあった薬も今年はほとんど効かず、ハナミズは垂れっぱなし。この、頭痛と花粉の合わせ技で、今日はまったく身動き出来ず、外にも出られず、ずっと横になって、眠ったり、目覚めたりと、ほとんど朦朧とした一日を過ごした。鼻が詰まっているので寝ている時に妙なイビキをかいていて、息が苦しいのと、眠りながらもその音が半覚醒の自分の耳に聞こえているので、常に眠りは浅い。浅い眠りのなかで、沼地で足を取られるようなぐちゃぐちゃの夢をずっと見ていた。85年に道頓堀川に投げ入れられたカーネル・サンダースの人形が発見されたというニュースを、眠りと眠りの間のはっきりしない意識で、つけっぱなしたテレビで観た気がするのだが、もしかすると夢だったかもしれない。
(勿論、これを書いている時点で、それが夢ではないことを知っているのだが、もうろうとした意識、ぐちゃぐちゃの悪夢のなかから、あの時の「あいつ」がふいに還ってきた、という感じの方がリアルだ。ホラー映画のような出来事。)