●「無名アーティストのWildlife」が来年の一月で消滅してしまうので、日記だけでなくテキストも少しずつ別の場所に移動させていこうと思う。
まず、次の三つのテキストをnoteに移動した。
「地縛霊とモンスター/事前と事後 」(ツァイ・ミンリャン『楽日』、アルノー・デプレシャン『キングス&クイーン』について)初出「映画芸術」416号 2006年
https://note.com/furuyatoshihiro/n/n99737de826af
「「見えること/見えないこと」と、信じること」(タルデンヌ兄弟『ある子供』、テリー・ギリアム『ブラザーズ・グリム』、ヴィム・ヴェンダース『ランド・オブ・プレンティ』について) 初出「映画芸術」413号 2005年
https://note.com/furuyatoshihiro/n/nf5483ff8db0d
「身体を崩落させる振動 」(ペドロ・コスタ『ヴァンダの部屋』について) 初出「映画芸術」406号 2004年
https://note.com/furuyatoshihiro/n/nc8c0bb99326d
●2005年から2006年にかけて一年くらい、「映画芸術」誌で「外国映画時評」を担当していたのだが、当時、八王子に住んでいて都心から遠かったので、試写会を何件も回るのが大変だったという記憶がある。
ペドロ・コスタは、(映画祭などでの上映はあったかもしれないが)日本では『ヴァンダの部屋』ではじめて本格的に紹介されたはず。試写会の会場に「なんかすごいの来た」みたいな、盛り上がりというかざわつきというか、妙なテンションの雰囲気があった。