2023/09/04

⚫︎怖い夢。誰かが家に虫を持ち込んだ。その虫は、目の前で、一匹が二匹に、二匹が四匹に、四匹が八匹に、と、自己分裂しながら増えている。いや、これやばいから、今のうちに全部殺しておかないと大変なことになる。指数関数的に増えているから、やばいと「感じた」時にはもう遅いから。必死に主張して、端から殺していく(かわいい虫で、殺すのには、すごく大きな心理的抵抗があって、辛い)。しかし他の人は、かわいそうだとか、大袈裟に考えすぎだとか言って、ぼくが虫を殺すのを邪魔しようとする。いやいや、指数関数だから、こんな家すぐに虫でいっぱいになるし、この家どころか放置したら地球がやばいから。一匹でも残っていたらとんでもないことになるから。焦りと恐怖がどんどん増して、目の前の虫は地味に増え続けている。みんなも協力して殺してよ、これは大変なことなんだから、と言っても聞き入れられない。やばいやばいやばいと焦るなかで目が覚めた。夢で本当に良かったと胸を撫で下ろした。悪夢はよくみる方だが、こんなに怖い夢は滅多にない。