●昨日の夜中から今朝くらいまでで、原稿は半ばを越えた感じ(でも、既に30枚超えてる)なので、今日は仕切り直しで、書く日じゃなくて、読む日にした。もう一度改めて読み直して、後半への見通しを考える。
●朝まで起きていて、昼前に目覚めて、ぼーっとした頭のままテレビをつけて眺めていた。ECCのCMに出ている香取慎吾のことを、何故かすっかりピエール瀧だと思い込んで観ていた。人形のエイゴくんが「シンゴくん」と言うので、何故シンゴくんなのか、と思った次の瞬間に、ピエール瀧香取慎吾にパッと切り替わった。
●最近、テレビは午前中くらいしか観ない感じだ。午前中は、大塚か薬丸か中山と過ごすことが多い。全部通して観ることはないけど。それ以外の時間は、NHKのドキュメンタリーかテレビ東京の旅番組くらいしか観ない。ニュースさえほとんど観ない。テレビ東京の旅番組がすばらしいのは、徹底してどうでもいいことしかやらないから。(ウチには地上波しか入らない。)
●そんなことを言っているそばから、今日は午後もテレビがつけっぱなしだった。「ごきげんよう」では、島崎和歌子、中山秀征、いとうまい子(昔は、伊藤麻衣子)という、あまりに八十年代後半の匂いの濃いメンバーだった。この人たちが、ちゃんと生き残っていて、この人たちだけで一本の番組が成り立ってしまうことはすごいことだ。音を消して、別の用事をしながらちらっと目がいっただけなので、何を話しているのかは分からない。しばらく用事をしていたら、次のドラマになっていて、三原じゅん子(昔は、三原順子、「ビーバップ・ハイスクール」に出て来るのは三原山順子)が、アンナ・マニャーニみたいな感じになっていて、茶の間にどっしりと座っているシーンだった。おおーっ、と思った。テレビって、その全体が延々とつづくひとつの作品みたいなもので、そのなかで、二十年なり三十年なり前も出ていた人が、今も、それからリアルに二十年、三十年経った姿で出ているというところ(そのなかで、あらわれる人も消える人もいるということ)、ほとんどそれだけが面白いんじゃないかと思った。七十年代中頃に「笑って笑って60分」というお笑い番組があって、それに出ていたアイドルグループ「ずうとるび」の一人が、三十何年か後に「笑点」で座布団を運ぶことになっているとは、その当時は誰も予測出来なかったはずだ、と、最近、こん平さんの復帰卓球大会のニュースで、こん平さんの隣りで笑っている山田くんの映像を観て思ったものだった。時間ってすげえな、と思う。そう言えば、当時の「笑点」は、歌丸と小圓遊のツートップ時代だった。
一度も会ったことがないし、今後も会うこともないだろうと思われる人の姿を、二十年も三十年も、リアルタイムで、折りに触れ、日常的に観続けるということは、テレビ以前にはなかったことだろう。
●さらに、どうでもいいこと。昨年末から、テレビで堂本光一をみかける度に、この人は誰かに似てると思っていて、でもそれが誰だがずっと思い浮かばなかったのだが、ようやくそれが、なだぎ武であることに気づいた。