●利部志穂展がはじまった(http://www.switch-point.com/2009/0924kagabu.html)けど、今日は観に行けなかった。消防設備点検の立ち会いとか、いろいろ細かい用事があった。
●昨日の夜、本の装丁の画像が届いた。そして今日の昼頃、最終チェックのための念校が届いた。修正は明日の夜まで可能。そして月曜には印刷され、発売は18日とのこと。ここまでくれば、間違いなく出るんだろうな。いや、でも印刷されるまでは「本」は存在しないわけで、まだまだ安心出来ない。いや、安心してるけど。
デザインは菊地信義さん。今回の本はソフトカバーだし、デザインも白っぽくて、本として全体的にすっきりと軽い感じになるだろう。すっきりと軽いなかに、タイトルの文字がどかっと主張している感じ。装丁のデザインを見て改めて、『人はある日とつぜん小説家になる』というタイトルは面白いタイトルだなあと思った。内容とはほとんど関係ないし、ぼくが考えたわけでもないのだが。帯に掲載される推薦文は、保坂和志さんが書いて下さった(推薦文はここで読めます http://www.seidosha.co.jp/index.php?%BF%CD%A4%CF%A4%A2%A4%EB%C6%FC%A4%C8%A4%C4%A4%BC%A4%F3%BE%AE%C0%E2%B2%C8%A4%CB%A4%CA%A4%EB)
●本の装丁のことでひとつ心にひっかかていることがあって、去年の話しだけど、吉祥寺にある百年という古本屋さんのイベントで、百年の看板などをデザインしている五十嵐哲夫さんにお会いしたとき、もし次の本が出せたら、装丁は五十嵐さんにお願いしたいと言っていたのだが(百年の看板のイメージがぼくにはあったのだ)、それはその場でいい加減に調子を合わせたわけではなくて、本当にそう思っていたのだけど、今回は進行が急だったこともあって、青土社と既に付き合いのある菊地さんにお願いすることになった。五十嵐さんがこのことを憶えているかどうかは分からないけど、結果としていい加減なことを言ったことになってしまった。