●お知らせ。明日発売の「新潮」4月号に、『この世は二人組ではできあがらない』(山崎ナオコーラ)の書評「不撓不屈の問いかけ」を書いています。これはとてもすばらしい小説なので、かなり「肩に力が入った」感じの書評になっていると思います。今日、成城で山崎ナオコーラさんのトークイベントがあったのは知っていたのですが、あんな書評を書いてしまったあとで、作家にどんな顔をしてご挨拶すればよいのか分からないので行けませんでした。
●なので、今日は試写会に行くつもりだったのだが、十五時からだと思い込んでいた開始時間が確認したら十三時からで、その時点で十二時だったので、うちから渋谷まで一時間で行くのは無理なので、これも諦めざるを得なかった。
●なので、散髪に行った。三年ぶりくらいに短髪にした。
●花粉がすごくて、目覚めた時に、目脂で目が開かないくらいなのだが、それでも、こんなにあたたかくて天気が良いと気分も良くてテンションも上がり、とりあえずガンガン行ってしまえというノリで、理容師さんに、がっつり短くしちゃって下さい、と言ったのだった。本当はもっと攻撃的に丸坊主的な感じでいっちゃってもいいんじゃないかと思ったのだが、理容師さんにたしなめられたので踏みとどまった。
●とはいえ、お金のことを考えるとテンションが下がる。そんなこと考えたくないし、考えても仕方ないのだが、確定申告の書類を作っていると、考えざるを得なくなる。書類の作成それ自体は、笑ってしまうほど収入が少ないので、すごく簡単で、ちゃちゃっと済ませてしまえるのだけど。電卓さえ使う必要はなく、小学生の計算ドリルみたいに、紙の上に書いて、簡単な足し算、引き算、かけ算だけ。