●とうとう、井上智洋さんのAIとBIに関する本が出るみたいだ。この本には是非ベストセラーになってもらいたい。そして、多くの人が本気でベーシックインカムについて考えるようになればいいと思う。
「人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊」(井上智洋) amazon

もう二年くらい前になると思うけど、西川アサキさんたちと「失業率80%時代の木更津キャッツアイ」みたいな物語をつくれないだろうかという話をしていた。残念ながらそれは形にはならなかったけど、「失業率80%時代」というのは普通にあり得ることだと思う。日本が経済的に凋落してそうなるというのではなく、技術進歩によってそうなる世界。
下のリンクの記事も井上智洋さんによるもの。「天才以外、全員失業する時代」。正確には、「資本家と天才以外」だと思うけど。
http://ja.catalyst.red/articles/technological-unemployment-professor-inoue-1
●冬はひきこもりがちになり、夏になると外に出たくなる。さすがに一番暑い時間は避けるけど、午後四時くらいになると外へでかけ、暗くなるまでぶらぶら歩く。帰ってくるとシャツは汗でずぶ濡れだ。それから、最近ずっと大瀧詠一を聴いている。それもきっと夏だからだ。夏には夏野菜が食べたくなるみたいな感じだと思う。あるいは風鈴とスダレのようなものかもしれない。ある気象条件と一体である何か。しかし、夏だからといって必ず大瀧詠一という事でもない。ボブ・マーリーだったり、ジョアン・ジルベルトだったりもする。今年は今のところ大瀧詠一だ。この違いがどうして生じるのか分からない。
すこしだけやさしく 大瀧詠一 YouTube