2024/01/27

⚫︎夢。ベッドで寝ていてふと目覚めたら、頭の上に小さなドローンが飛んでいる。手で掴むと、ジュッと音がして手のひらに貼り付いてしまう。貼り付くというより肌に食い込んでいる感じ。剥がそうとすると皮膚まで持っていかれそう。じわじわ食い込んできて、何かヤバいものが体内に取り込まれてしまうのではないかという恐怖。

⚫︎夢。ベッドで寝ていてふと目覚めると、窓際に数人の子供たちが並んでこちらを見ている。起き上がって窓を開け、何か用かと言うと、河原の桜の樹が切られてしまった、と言う。お母さんが開花を毎年楽しみにしていた桜の樹だったのに、と子供たちが口々にいう。それをなぜぼくに言うのか、いったいぼくに何をして欲しいというのかと困惑していると、窓からするスルッと子供のうちの一人が部屋に入ってくる。それを止めたいのだが、体が思うように動かない。子供たちは依然、桜が、桜が、と言っている。そして、ここは二階ではなかったかと気づく。

⚫︎夢。ベッドで寝ていてふと目覚めると、部屋の入り口のドアが少し開いていて、階下からの騒がしい声が聞こえてくる。親戚たちが集まって、何か宴会のようなことをしているようだ。小さな子供たちの声や、バタバタと走り回る足音や、料理を作ったり、運んだりする音、それについて指示したり確認し合う声なども聞こえる。なかには、いまはもうこの世にいない人の声も混じっている。

⚫︎夢。目が覚めると、コンクリートの壁に囲われ、便器も剥き出しに置いてあるような劣悪な環境の中で、大勢の若い男たちが雑魚寝している(ぼくも若い男たちの一人だ)。小便をしたいと立ち上がるが、いくつかある男性用の小便器の前にはすべて人がいて使用中だ。なかに一人、小便器を抱き抱えるようにして立ったまま眠っている男がいる。男の下半身はブリーフを履いているだけで、見ると大便を漏らしている。ぼくが「うわっ」と驚くと、その声で男が目を覚ます。男は「おお、やっちまった」と大笑いする。男は、漏らした大便を近くにあった紙袋の中に綺麗に収め(なぜか、まったく何も汚すことなく綺麗に袋に収めることができる)、封をして、誰かのカバンの中にこっそりと入れる。カバンの持ち主はこの場にはいない。男が笑い、みんなも笑い、ぼくも笑う。ただ一人、笑わずに居心地悪そうにしている男が一人いて、ぼくは笑ったことを恥ずかしいと思う。