あっつい。今からこんなに暑くて、8月はいったいどうなるのか。ウチのMacはこの暑い部屋で、ひと夏を無事に越えることが出来るだろうか。心配だ。
ああ、油断しているスキに『ミニー&モスコウィッツ』が終わってしまった。『イグジステンズ』も。まあ、『イグジステンズ』はちかいうちにどっかでやるだろうから、いいけど。それに、大村さんの展覧会も昨日までだった。井戸くんのも、土曜まで、すがわらきよみさんのは、あ、6月2日までか。毎日、思いつきだけで生活しているから、こんなことになってしまうのだ。せめて、手帳に予定を記入したり、カレンダーにしるしつけたりする程度の計画性がほしい。そうしなければ、あれよあれよという間に年老いて死んでしまう、ということにもなりかねない。カレンダーや図表のようなものをイメージして時間を把握しているのではなく、あと何日したら、何々がある、とか、そういうほとんど『もう幾つ寝るとお正月』みたいな幼児並みの時間管理能力で、よくここまで生きてこられたものだ。しかも記憶力に自信がある訳でもないのに、穴だらけ記憶だけを頼りに行動してるし。
幸い手元には人から頂いた手帳が1冊あって、手にもった感じもいいもので、とりあえずこれをきちんと活用することで自分を矯正しよう、と思ってよーく見たら、これってフランス語。英語ですら、えっ、MAYって何月だっけ、と一瞬考えてしまうような阿呆だっていうのに。まあ、当然のことだけど日付けと月はアラビア数字で表記されているから、なんとか使えるでしょう。
メールをかいていて、ふと思いたって(メールの内容とちょっとだけ関係があったので)すっごく久しぶりに小沢健二の『痛快ウキウキ通り』を聞いてみた。(カップリングの『流れ星ビバップ』は結構好きだったりする。)その詞に「『ポギーとベス』の流れる喫茶店でひとりワインを飲んで」という部分があり、痛烈に『ポギーとベス』が、しかもマイルスとギル・エヴァンスのやったやつが聞きたくてたまらなくなって、CDを捜したのだけど、きちんと整理していないせいで見つからず、仕方ないのでたまたまあったマイルスの『SOMEDAY MY PRINCE WILL COME』をかけた。ベースとドラムで始まり、ピアノがかぶって、そこにマイルスのトランペットの最初の音が鳴った瞬間から、うわーっ、すげーカッコイー、とシビれてしまった。ここんところ林檎萌えの日々がつづいたせいで、あまりに偏った音楽生活だったので、とても新鮮で、もう真夜中も過ぎて朝方で、寝ようと思っていたのに、まるまるアルバム一枚聞き込んでしまったのだった。