■

●深夜アニメ。『ウィッチクラフトワークス』は、じわじわどんどん面白くなってきている。『スペースダンディ』はまったく面白いところがないのだが、ここまで面白くないと、この面白くなさの行方を最後まできちんと見届けなければいけないのではないかという気になってくる。オタク的、萌え的要素を排しているという点で方向性は逆とも言えるけど、ある意味『フラクタル』的な「外し方」をしてしまっている作品だと思う。
それ以外で観つづけているのは「中二病…」「世界征服…」「バディ・コンプレックス」。「世界征服…」は、あと一押しで面白くなりそうな気配がすごくあるのだけど、いつもあと一歩何かが足りない感があって、毎回、惜しいなあ…、と思ってしまう。「中二病…」は京アニの作品としては特に面白いということはないけど、でも例えば、「スペースダンディ」に「中二病…」にあるような設定のひねりとか展開の多彩さとかの工夫が少しでもあればずいぶん違うだろうに…、と思わせるという意味で、やはり上手いなあという感じはする。