●大量にある、一番最近のドローイングのシリーズから、ささっと4、50点を選んで、カルトンに挟み、こんど展示をする吉祥寺のA-thingsへ持って行き、美術批評家の林道郎さんに、新作はこんな感じなんですけど、と言って観て頂く。前に、A-thingsのオーナーの広川さんと林さんにアトリエに来てもらい、作品を観てもらった時には、このシリーズはお見せしていなかったし、このシリーズをまとめて人に観てもらうのはほぼ初めてだったのだけど、まあ、多少なりとも面白がってはもらえたみたいなので、すこしホッとする。4月5日からはじまるA-thingsの展示では、新作は、このドローイングのシリーズのみということになると思うのだけど、まだ、どの程度の点数を展示するのか、どのような形で展示するのか(あるいはドローイングは展示しないのか)、は、他の作品との兼ね合いもあるし、今、オーナーの広川さんがニューヨークへ行っているということもあって、帰ってから広川さんにも観てもらって、相談することになるので、なんとも言えません。(「新作も展示するかも」みたいな言い方は、ちょっと思わせぶりっぽくて嫌らしいのだけど、すいません。)
●林さんと話していて、須田国太郎が面白そうなんですけど、明日で終わっちゃうんですよね、と言ったら、ああ、須田国太郎はいい人ですよ、というか、面白いですよ、ぼくは昔、論文書いたことがありますよ、あの時代の油絵を描いている人は、油絵の具を自分のものにするためにいろいろ苦労しているのがわかって、それがまたいいんですよ、とおっしゃっていた。あと、A-thingsに展示してあった二枚一組の絵がけっこう面白かったのだけど、作家の名前を聞くのを忘れてしまった。(林さんは、○○くん、と名字は言ってたはずだけど、その○○も忘れてしまった。)
●DMというか、案内状は、まだ印刷が出来てないのだけど、来週の前半くらいには出来る予定。もし送って欲しいという方がいたらメールでご連絡下さい。