四月一日に発売になる「風の旅人」(vol.19「ONE LIFE」)に、「現代生活のなかの絵画」の二回目として、「ひとつの小さな環境」というぼくの書いた文章が掲載されています。「風の旅人」の原稿は、本が出る頃に次の回を書いているという感じなので、この文章は二ヶ月くらい前、つまり一番寒い頃に書かれたものです。寒いということと、書かれている内容とは直接は関係ないのですが、どこかで「寒さ」が影響しているようにも思われます。絵画について考えていることを書いているのですが、絵画の話があまり出てきません。(あと、この文章のなかで「最近読んだ小説」として言及されているのは、「文藝」(の星野智幸特集のとき)に掲載されていた柴崎友香の「また会う日まで」のことです。)
今日は、ほぼ一日、藤田嗣治についての原稿を書いていました。自分の展覧会がもうすぐなので、そのためにやらなければいけないこともいろいろあるのですが。