08/04/19

●喫茶店で作家論のつづきを書く。ここ二日くらい停滞していたのだが、いままで書いたところを直すことで、少し先まですすんだ。なんとか論を書くことでいいのは、書かなければそこまでは読み込めなかったというところまで読めて、新たな面白さを発見出来ることだ。しかし、そこで体感したことの全てを書けるというわけではないのがもどかしい。(あたりまえのことだが、書くということは、読むということとぴったりとは重ならない。)それでも、その(必ずしも「書く」ことに現れないかもしれない)読む体感-経験はぼく自身にとってはとても貴重なものだ。
ディックを少し読んだ。