●お知らせ。「ユリイカ」10月臨時増刊号/特集ペ・ドゥナ(http://www.seidosha.co.jp/index.php?%A5%DA%A1%A6%A5%C9%A5%A5%A5%CA)に、「スウェットの女/ポン・ジュノにおけるペ・ドゥナの存在」が掲載されています。
●ようやくガスが来るようになったので、新しく買った土鍋でご飯を炊いた。新しい土鍋に、さっそく焦げがへばりついた。ご飯は、まあ、上手く炊けた。炊きたてのご飯を食べたのはひさしぶり。ウェルカム土鍋、という理由をつけてビールを飲む。
●最近のコンビニのコピー機は、USBメモリーからでも直接プリントアウト出来るので、プリンターを持っていないぼくにはとても助かる。それを知るまでは、プリントアウトするためだけにネットカフェに行くという馬鹿馬鹿しいことをしていた。でも、コピー、カラーコピー、各種メディア対応のプリンター、ファックスなどが一体となったコンビニのコピー機は複雑になり過ぎて、アルバイトの店員ではその不調に対応しきれない感じにもなっている。トナーの交換みたいな基本的なことでも、けっこうバタバタして、何人もの店員に「○○さん、これ分かります?」とたらい回しみたいになって時間がかかったりする。店が混んでいる時など、そんなことでわずらわせるのは申し訳ない。そもそも、安い時給で働かせているアルバイトにそこまでさせることが間違っていると思う。だから、あきらめて別の店を探すということになる。
●夢のなかで、デジカメの動画を撮っていた。とても面白いカットが撮れたと思って、早速再生してみようと思ったところで、「これは夢だから、再生できないんだ」と気づいた。その瞬間、眠りが急激に浅くなり、あとほんの少しで目覚める、というところまでいって、また引き返して眠ったようだ。その目覚める一歩手前の感じの記憶が残っていた。
●もう一つ、就職した夢をみた。ぼくは今の年齢よりはずいぶん若く、しかし新卒というわけでもないようだ。二十代も終わりくらいになって、はじめて就職した、みたいな設定らしい。同じ時期に、こちらも中途採用で入社した女性もいた。厳しくもあたたかい上司や同僚と、バタバタと忙しく、しかし充実した日々、みたいな、ベタな青春ドラマみたいな夢。会議とかプレゼンとか取引先との打ち合わせとか、そいうい未知の出来事が次ぎ次ぎとやってくる(実際にそういうことを経験したことは一度もない)。いままで、こういう種類の夢をみたという記憶がまったくないので、何故あんな夢を、と、起きてから、一日ずっと不思議に思っていた。ひとつ不思議な細部を憶えていて、会社の寮のような部屋で目覚め、ベッドのシーツを外したら、そこに死体が二体横たわっていた。入社してからずっとこの二つの死体の上で寝ていたのか、と思った。その時、その事実に対して違和感を覚えつつも、妙な思考の筋道で納得して、そのまま会社に出かけて行ったのだが、そのときの夢のなかでの「納得の筋道」を思い出したいのに、思い出せない。そうではなくても、ただ「何かを考えている夢」というのもよく見る(この場合、「見る」という言い方は適当でないかもしれない)のだが、そういう時も、その考えの道筋を、起きてからはどうしても思い出せない。それを思い出せればと思う。