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●朝起きてからもずっと、昨日の夜テレビで観た「のだめカンタービレ」でのだめが弾いていたベートーベンのピアノソナタ31番が頭のなかに流れていたので、高橋悠治が演奏しているCDを引っ張り出してきてかけるという、夜中にラーメンを食べている番組を観てコンビニにラーメンを買いに走る的なベタで単純な反応によって午前中が過ぎる。
午後、昨日amazonで注文したトリシャ・ブラウンのDVDの支払いのためにコンビニに行こうと外に出たらすごくいい天気で、そろそろ花粉も落ち着きはじめてきたようでもあるし、そのまま久々にゆっくり時間をかけて散歩することにした。からだじゅうの緊張がほどけてゆくような日差し。真夏の濃い緑は大好きなのだが、ぼくは春先の新緑の薄い黄緑はなんだか気持ちが悪くてあまり好きではないのだけど、こんな日差しの下でなら、新緑がさわやかだという感覚も今日に限っては納得してもよさそうだった。ずっと日向を歩いていて、大きな木の下の影に差しかかったとたん、かすかな緑の匂いとともに空気の触感がすっと変わるというこの感じを思い出したのは何か月かぶりだと思った。
散歩の途中でヨドバシカメラに立ち寄って、「携帯で撮った写真が記録されるマイクロSDカードとパソコンとをUSB端子で繋ぐやつ(カードリーダーというらしい)」を買い直したので、散歩ちゅうの写真を何枚か載せます(カラスの写真だけ今月始め頃のもので、今日撮ったものではないです)。あと、ぶらっと寄ってみたブックオフにブレッソンの『スリ』のDVD(IVCのやつ)が1250円で売っていたので、おおっと驚いてその勢いで買ってしまった。だから今日はスーパーには寄らず、夕飯はご飯と冷蔵庫のなかにあったホッケの干物一尾だけ。

●おまけ。今日のラクガキ。これは作品というより、キャッチボールとかリフティングみたいな感じのものです。