●気のふれた盲目の老人が、まるで自分の遥かな過去を語るようにして未来の話を歌う(あるいは、遥か未来の話をするかのように、自らの過去を歌う)。27人の子供たちが宇宙船でアンドロメダを目指す。だが希望へ向かうというより捨て子かスケープゴートのようなニュアンスだ。子供の頃にとても強い印象を受けた音付きの絵本(本にレコードがついていた)「うちゅうせんペペペペラン」の音声部分だけがYouTubeにあった。本に触れることさえ怖くて、本棚の奥へ仕舞って見えないようにしていた。作は谷川俊太郎、作曲、湯浅譲二、老人を演じるのは益田喜頓。絵も怖かったと記憶しているが、残念ながら絵は抜き。
https://www.youtube.com/watch?v=auLeXuc8kGI
●用事があって早稲田大学に行ったら卒業式だったらしくスーツや袴の学生でごったがえしていた。用事が終わって早稲田近くの一休で呑んでいても卒業した学生がたくさんいてさわいでいた。