2023/01/30

●夕方、近所のスーパーに買い物に行く途中で、おばあさんだと思われる女性に手を引かれて歩く小さい女の子(三歳くらい?)が、大きな声で機嫌よく「お化けなんてないさ、お化けなんてうそさ」と歌っていたので、無意識にそちらの方を見てしまったら、ぼくの視線に萎縮してしまったのか、すっと声が小さくなり、すぐに歌うのをやめてしまった。機嫌よく歌っていたのに大変にもうしわけないことをしたととても反省した。微笑ましさを感じ、見るという意図もなく目を向けてしまったのだが、小さな子供にはおっさんの視線はそれだけで威嚇となってしまうのだ。

(小さい頃、母親のきょうだいの長男のおじさんが怖くて、顔を見るだけでいつも泣いてしまっていたのだと、もう少し大きくなってからそのおじさんから聞いた。それはそれで、おじさんには悪いことをしたのだが。)