そろそろ花粉が飛びだしたのか、鼻がぐずぐずする。まだ、それほどひどくはないけど、これからが思いやられる。杉だけでなく、檜にも反応するので、これから5月始めくらいまで、鬱陶しい日々。まだまだ寒いっていうのに。
CDショップで床屋でライブハウスでもある、バーバー富士から、メールで新着CDリストが届く。何枚か気になるものもあるけど、うーん、あまり無駄使いできない状況。でも、音楽を聞きたいという欲望を、蔦屋だけで満足させるのは、辛いものがある(笑)。いくらハマっているとはいえ、毎日、椎名林檎っていうのも・・・トホホだし。で、気分がアヴァンギャルドだし(笑)、大友良英とか引っぱり出して聴く。『山下毅雄を斬る』だったりする。このCDに収録されてる『七人の刑事』フリージャズ・バージョンとか、すごくカッコイイ。エンケンの唄う、ジャイアント・ロボのぐちゃぐちゃ工合とかも半端じゃなくて凄い。
で、ここまでが昨日の夜中、つーか、朝方。寝る。
起きて、とうとう展覧会まで一ヶ月をきった。製作も大詰め。ここにきて、「 今までやってきたこと全部信用できない 」病にかかって、全てをぶっ壊してしまうことだってあり得るのだから、慎重に、かつ、気合いを入れて。アトリエで製作。
本当は、こういうのは良くないとは思うのだけど、作品の「 見栄え 」の何割かは、最後の言い切り工合で決まってしまったりもする。緊張感ビリビリ、ニューロン、ばちばち。
アトリエから帰るとき、雨が降っていた。天気予報もなにも見ていなかったので、予想外のこと。でも、バックのなかには、梅雨の時期から入れっぱなしになっている小さな折り畳み傘が入っていた。助かった。冷たい雨に濡れずにすむ。
ホームで飲む、コーヒーの香り。電車を一本やり過ごす。
帰宅後、テレビをつけっぱなしにして、メールを書く。フランク・ステラの作品は、ますますヒドいことになってる、とか、緒川たまきが、話と話の間に、たっぷりと間合いをおき、その時に、どこか遠くを見るような焦点の合わない目を宙に漂わす姿は、どう考えてもアブない、とか、池辺晋一郎の髪型は、一体どうなっているのか、とか思いながら。ブラームスのピアノ協奏曲がテレビから流れる。
カン・テイファンが3月に来日するらしいのだけど、その時の、ライブはどうなっているのだろうか。ぴあ、を見ても当然載っていない。あ、『ゴースト・ドック』もう終わっちゃってる。
『私は行為が不利な結果に終わっても、それは結果であって行為そのものではないのだから、原則として、それを価値の観点から考えることをやめる立場をとるだろう。結果がわるいと、自分が行ったことを判断する正しい目を失いがちなものである。・・・自分のある行為が失敗した場合、失敗したからこそ、なおさらその行為に対して敬意をもちつづける--この方が私の道徳律にかなうのである。』(ニーチェ)
今日の日記は、だらだら流しっぱなし。