●新宿で、青土社の編集者と、男二人で超地味に打ち上げをした。その前に、ジュンク堂のフェアをのぞき、二丁目のphotographers' gallery+IKAZUCHIで大友真志の「姉」を撮った写真を観た。駅近くでメガネ屋が配っていた広告入りのうちわでパタパタと自分を扇ぎながら、新宿駅から二丁目までを歩き、エレベーターのないビルの四階まで階段をのぼった。ギャラリーで「photographers' gallery press no.7」を買う。事務所には、とても良いコーヒーの香りが漂っていた。
●編集者がすすめている企画の話などを聞いて、本が出るって大変なことなんだなあと思い、自分の本が、あれよあれよという間に出てしまったことの幸運を、改めて感じた。