2020-12-23

●今年は、やらなければならない事をしっかりとやるということに追われていて、こころにゆとりが少なく、勉強するとか、興味あるところを深く掘っていく、時間をかけてじっくりとつくる、というところが手薄になってしまった感じがある。このことに対する、焦りと渇望みたいな感じもある。

新しく買った本や、以前に買ったけどまだ読んでいない本、既に読んだが読み返したいと思う本(ネットで拾ってPDFをプリントアウトした紙束を含む)など 、近々に読もうと思っている、さし当たっての優先順位が髙い本は、本棚や本の山から取り出してきて、折りたたみ式の脚をもつ背の低い小さなテーブル(ホームセンターで安く買えるやつ)の上に、大雑把な傾向や、読みたい順番などに応じて配置して、置いておく。この配置は、どんどん変化する。たとえば、まだ読んでいないけど、優先順位が下がったり、そのまま本棚に戻ったりすることも普通にあるし、いきなり本棚の奥から探し出されて最優先の場所に置かれることもある(置かれる前にいきなり読み始めることもあるが)。このテーブルの上にある本の配置の変化が、その時々のぼくの興味や関心のありよう(行き先)をだいたいあらわしている。だけど今年は、このテーブルの上の本がどんどん高く積み上がっていくばかりで、今では崩れそうなくらいだし、乱雑になり、下の方にどんな本があるのか分からなくなっていて、テーブル上に配置する意味がなくなるくらいになってしまっている。

今年じゅうにやるべきことはだいたい終わったので、テーブルの山を切り崩して、整理し直す余裕がようやく出来た。