●改めて『シュタインズゲート』を一気観したのだけど、思っていた以上に『君の名は。』だった。岡部と牧瀬が入れ替わらないことを除けば「シュタゲ」はほとんど『君の名は。』だ、と言ってもいいのではないか。いや、勿論「シュタゲ」の方が先なのだけど。『君の名は。』は、震災以降(という言葉をぼくが使うのははじめてだと思う)の『シュタインズゲート』だと言えると思う。「シュタゲ」の方から、というか「シュタゲ」越しに『君の名は。』をみると、いろいろおもしろいものが見えてくると思う。
(「シュタゲ」は聖地巡礼の感覚を変えた。現実の秋葉原は、「シュタゲ」の秋葉原の並行世界だ、という感じになる。それは、現実とフィクションとの関係を微妙に変化させる。)
●明日の、ART TRACEの「感覚の論理学」講義、すごく気になるけど、原稿書くから行けそうにないなあと思っていたら、とっくに満席で締め切られていた……。
http://www.arttrace.org/event/kankaku_ronrigaku.html