●『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン1を、12話まで(最後まで)観た。なるほど。9話で物語のパースペクティブがぐっと拡大した後、10話以降、今度はその構えがどんどん小さくなっていく。そして、シーズン1はプロローグに過ぎなかったことが分かって、終わる。そうくるのかという意外な終わり方もよい。振り幅の大きさや、展開の回りくどさ、そして「トグサの役割(キャラ)」まで含め、まさに神山版「攻殻」という感じだった。面白かった。シーズン2に対する期待が大きくなった。
つまり、まだボスキャラは出てきていないということで(ジョン・スミスではザコキャラ過ぎる)、シーズン2では、魅力的な「敵」が創造されていることに期待したい。