⚫︎来年の一月は、20日に連続イベントの一回目があり、その前の15日に大学で講義がある。イベントはマティスとピカソについてであり、大学の講義はアニメについてで、年末年始はこの二つの準備を同時に進めることになる。イベントは二時間超、大学の講義は100分。
一昨年、一クオーターだけリモートで非常勤講師をしていて、三か月の間、週に二回100分の講義をして、その時は鍛えられて、きっちり100分丁度で終わる技を身につけたのだが、おそらくもうその技は忘れてしまった。その時は、事前に二回リハーサルをやり、一回目は時間を気にせず、用意したスライドを使って話し、二回目は、一回目にかかった時間を見てスライドの量を調整して、時間を意識して100分に収めるように話した。すると、講義本番でも大体のそのペースを守れば100分に収まった。ただ、リモートだと、PCの前で虚空に向かって一人で喋っている感じなので、ペースが乱されることはないが、対面だとそうもいかないだろう。
全体の構成を先に考えて、そのために必要なピースを作っていくというやり方をすると、先が遠くて辛くなるが、その都度、言いたいことを思いついたら一枚、一枚、スライドを作り、また、これについて何か言いたいと思いついたものを、画集から一枚、一枚スキャンして取り込んだり、ネットから拾ったりするという感じで作業するのは楽しいので、まずはそれを続けて、スライドが一定数溜まってから、構成を考えて、足りないところを埋めていき、そこからの飛躍を考える、というやり方をしようと思う。
(アニメについての講義、今年は『心が叫びたがってるんだ。』を中心に、超平和バスターズ三部作について話そうと考えている。ちょっと前までは岡田麿里は苦手な感じだったのだが、『心が…』を観て見方がけっこう変わった。監督作はまだ観られていないが。)
