ウェブマガジン「E!」に載っている松野孝一郎×上浦基の対談がすごく面白い。そして、すごく難しい。
http://www.eureka-project.jp/#!projects/c10d6
タイトルは「内部観測 The Origin」で、内部観測のオリジンにしてレジェンドである松野孝一郎に、上浦基が話を聞くという形になっている。言ってみれば、郡司ペギオ幸夫も西川アサキも松野孝一郎から生まれた、とも言えるわけなのだ(『プロトバイオロジー』は持っているけど、難しすぎて全然読めない)。
すごく面白いけど、とてもややこしい話でもあるので、「大腸菌と化学誘引物質」の話を軸にして、ここで語られている話のだいたいの構図を図にしてみた。とはいえ、この図は叩き台としてざっと書いたもので、きっと正確ではなく、今後書き直される必要がある。





下の図は、この構図をもう少し分かり易くするために、内部観測のアナロジーとして上浦基によって提案された、「オラクチューリングマシーン」としての「天気―天気予報システム」を図にしてみたもの。




下は、さらに上浦によって提案された、「相互オラクチューリングマシン」としての「レコメンドシステム」を図にしてみた。これは、西川さんの、二人称的な「観測者の観測システム」と似ている感じ。