●『霊的ボリシェヴィキ』がすごかったので、過去の高橋洋作品をまとめて観直したい、とか、大杉漣が亡くなったので、90年代の大杉漣出演作品を出来るだけ探して観たい、という気持ちが強くあるのだが、そのようなことをしている余裕がない。
●ぼくは、『アキレスと亀』(北野武)を観て、画家の端くれとして「許せない」と感じてしまい、それ以来、北野映画を観ることを自分に禁じているのだけど、『アキレスと亀』からもう十年経つし、大杉漣の死をきっかけに、自分自身への封印をそろそろ解いてもいい時期なのかなあとも思いはじめている。なんといっても、また『ソナチネ』観たいしなあ。
(でも、『HANA-BI』以降の北野映画---『アキレスと亀』より後の作品は観てないけど---は、どれもあまり好きじゃないんだよなあ。)