●ここ最近、「こんな絵を描いちゃっていいんだろうか」というような作品を結構夢中になって何枚か続けてつくっている。「こんな絵」というのは、あまりにマニアックというか、あまりに趣味的、アマチュア(=愛好家)的という意味。「筆」を使いはじめたら(11/27を参照のこと)突然こんなことになってしまった。なんか、改めて絵の描き方を勉強し直しているという新鮮な感じもするが、夢中になって制作していて、ふと冷静になって自分の絵を眺めると、照れくさいと言うか、こそばゆいと言うか、うわっ、こんなことやっちゃってるよ、と思ってポッと赤くなる、みたいな。ちょっと抑制を外して、思いっきり「お絵かき」している訳だ。ただ、やってみて分かったのだが、こういうのって結構実力が試されるし、地が出ると言うのか(お里が知れると言うのか)、色感とか形態のセンスとか、誤魔化しようもなく露呈されてしまって怖いものもある。(うわっ、まるで○○みたいじゃん、とか、これじゃあ××だよ、とか、自分で突っ込みたくなる。)こんなことやっていていいのか、こんなことやって何の意味があるのか、よく分からないのだが、ここから一体どんなものが出てくるのか、これがいわゆる「本気モード」の作品にどのような影響をあたえるのか、しばらく続けてやってみて、ちょっと様子をみてみたい。