●夢にあらわれるイメージ(イメージそのものというよりもその展開)が、寝ている時の姿勢の影響を大きく受けるということは前から意識していたけど、特に、横を向いて寝ている時の腕のたたみ方、そして指の開き方の影響を強く受けるのだなあと、眠って、夢をみながら思った。腕のつくるポーズは、身体が世界に対してとる構え(開放的とか防衛的とか)を決定するということもあるのだろうし、それから、イメージもまた、手をつかって操作(というより探査)されるという身体図式の構成(これ自体もまたイメージで、つまり人間の身体の大部分はイメージの構成-モンタージュで出来ている)も関係しているのだろう。その時に見ていた夢のイメージは、いつも通っている喫茶店のレジの内側から(従業員の視点で)その店内を見ているというものだった。