黒沢清の新作を地元のシネコンで上映していないか調べたら、そのシネコンで何故か一日一回だけ『リオ・ブラボー』(ハワード・ホースとジョン・ウェインのアレ)が上映されていることを知った。なぜなのか(黒沢新作は上映されていたが、観に行ける余裕があるのだろうか…)。
●『地獄の門』(法条遥)を読んだ。実は以前に読もうとしたことがあったのだけど、つまらないので三分の一くらいでやめてしまっていた。最後まで読んだら、一応は「法条遥の小説」になってはいた。でもこれは「オチ」がすべてで、それ以外の部分(つまり小説の大部分)は「オチのための(まわりくどい)ネタふり」にしかなっていないと思う。オチ以外の部分が面白くなさすぎる。とはいえ、主題的には見事に一貫している作家だと改めて思った(どの小説も同じパターン、とも言えるけど)。
●原宿を撮ったqpさんの写真がすばらしいと思った。
http://d.hatena.ne.jp/com/20130607