2023/01/14

●びっくりするほどリアルで生々しく、そしてどこまでも幸福な夢をみた。目覚めて、ベッドの上にいる自分を認識したとき、え、今のは夢だった、マジで、嘘でしょう、と、愕然とした。夢の余韻でしばらく動けなかった(夢の最後の方で、靴下だけで靴を履かずに外を歩いていることに気づき、イベント会場を出るときに、靴を履かないいまま出ちゃったのか、と思ったことをはっきり憶えている、イベント会場から駅まで歩く間に、とても奇妙な、恐竜を小さくしたような動物が路上で眠っているのを見た、容易に跨げると思った低い柵を跨ぐのに思いの外苦労して、しばらく立ち往生もした)。こういう夢を、毎日とは言わないが、頻繁にみることができれば、現実がそんなに幸福ではなくても充分に生きていけるのではないかと思った。

ぼくは悪夢体質で、頻繁に悪夢をみるが、悪夢をみるのはいつもシラフで眠るときで、アルコールが入った状態での眠りでみる夢は、ほとんどいつも幸福だ。アルコールと相性のいい体を持って生まれたことに感謝したい。

●夢をみたのはこの記事を読んだからかもしれない。夜、外で裸で寝ても死なない程度の温暖な気候さえあれば、それだけで人はけっこう生きていける。

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