●いま、制作している作品は、ちょっといい感じで描けているので、これが展覧会までに完成するといいなと思う。「月刊ギャラリー」という雑誌の編集部に新作の写真を月曜必着で送る必要があったので、休日受付をしている郵便局まで自転車で行く。郵便局の向かいにある小学校の桜が満開で、青い空から降ってくる光を通過させた薄桃色の花びらがむせ返るようにひろがっていた。昨日立ち寄った家電量販店のDVDコーナーで見かけた、高橋洋が監修している「ホラー番長」という4本入りのボックス・セットが気になって思わず衝動買いしそうになったのだが、4本全ての作品に興味があるわけではないし、値段のこととかもあって思い留まった。(西山洋一『運命人間』と清水崇『稀人』が気になって、観たかったのだったが。)だが、後で考えると、その量販店のカードのポイントを利用すれば半額以下で購入できるので、買ってもいいかなと思い直し、改めて立ち寄ったのだが、もう売れてしまったらしくて、昨日それがあった場所には隙間が空いていた。
●驚くようなメールが2通も来て、1通はすぐ返事を出したのだが、もう1通は、悪い話ではないし興味もあるのだが、その責任の重さに、自分がそんなことをしてしまって良いものだろうかと、少し考え込む。