●実験スペース、ムーンハウス(ヨコハマアパートメント http://d.hatena.ne.jp/ondesign1/)に、そこで滞在制作中の丸山純子さん(http://www.maruyamajunko.com/)を訪ねた。丸山さんとは、展覧会のオープニングの21日にトークをします(http://www.maruyamajunko.com/starthp/pdf.html)。
ムーンハウスは、いかにも横浜っぽい、曲がりくねった細い道と坂と段差が激しい土地(要するに土地の小さな起伏が次々に連なっている)に小さな建物が密集したなかにある。何かの間違いのようにいきなりある。野毛山動物公園から歩いて十分か十五分くらい?。
神奈川県は基本的に相模平野の単調で平らな地面がひたすら広がっている(横浜線や相模線や南武線の延々とつづく単調な平坦さ)のだが、鎌倉から、横浜、横須賀あたりはそれとは表情が違って小さな山が連なる。大きな車両は入り込めない(とはいえ、こんなところをバスが通るのか、という細い道をあぶなっかしくバスが通る)し、道が入り組んでいるのですぐに方角が分からなくなる。どこも土地が傾斜しているので大きな建物が建たない。大規模な開発ができない。おそらく、こういう土地の特性によっていわゆる郊外化をまぬがれ得ている。
●追記。ここ(http://moon.ap.teacup.com/moomhousejunko/)にその時の映像が…。