2026-01-01から1ヶ月間の記事一覧

2026/01/31

⚫︎今さらドゥルーズの絵画論でもないだろうという気持ちもあって迷っていた、というか見送っていたがけっきょく買った。 宇野邦一が「訳者あとがき」で次のように書いていて、この本の中身に対する興味が惹起される。 《あえて言うならば、講義の中のドゥル…

2026/01/30

⚫︎『幽霊の脳科学』(ハヤカワ新書・古谷博和)。面白かった。この本は、脳科学によって幽霊を解明するという本ではない。この本では、あくまで幽霊にかんする一側面のみを扱っている。別の言い方をすれば、この本は「幽霊」が現れる物質的基盤、あるいは「…

2026/01/29

⚫︎ツタヤディスカスで借りたDVDで『探偵事務所23 くたばれ悪党ども』(鈴木清順・1963年)。初めて観たが、鈴木清順が普通のプログラムピクチャーの監督としても大変優れているということを示す映画で、とても楽しかった。とにかく、宍戸錠がびっくりするく…

2026/01/28

⚫︎ツタヤディスカスで借りたDVDで『アンドロイド版三人姉妹』を観た。 平田オリザ、作・演出の演劇は『冒険王』『バルカン動物園』の二つを、いずれも「平田オリザの現場」というシリーズとして紀伊国屋書店から出ていたVHSで観たことがある。90年代終わり頃…

2026/01/27

⚫︎ツタヤディスカスで借りたDVDで『ライフ・アクアティック』(ウェス・アンダーソン)を観た(この映画は、U-NEXT、Netflixでは観られず、アマプラだと観られるがレンタルではなく「購入」しなければならない)。これは、もう20年以上前の映画なのか。日記…

2026/01/26

⚫︎永瀬さんがリポストしたことで知った。この絵、素晴らしいな。いわゆる「間違ったキュビスム」の絵なのだが。 Jean Metzinger (French, 1883-1956) pic.twitter.com/7NNoSQ5Apd — AnS (@AniSWISSarts) 2026年1月25日 「間違った精神分析」が存在するのと同…

2026/01/25

⚫︎ニコ動に、tel_queさんという投稿者がいて、ゴダールやスレイマン、ストローブ&ユイレ、吉田喜重などの貴重な(なかなか観られない)映画をアップしてくれていてとてもありがたい。その中に、ストローブ&ユイレの11分の短編『すべての革命はのるかそるかで…

2026/01/24

⚫︎下にある画像の、最初の二枚(左と右)は、ぼくが作った(描いた)VECTIONの公式キャラクターで、名前は虚無ちゃん(仮名)。右がスケッチで、左が完成形。これは、ぼくのインスタグラムのアカウントのアイコンと、スマホの待ち受け画面にも使っている。 …

2026/01/23

⚫︎たまに聴きたくなってヘビロテしてしまう、ぼくにとっての魂のスタンダードナンバー。ブルーハーツの100倍刺さる。 ・就職しないとナイト 絵恋ちゃん https://www.youtube.com/watch?v=-pctduU0XPE 十年以上前のライブ動画だけど、天国の光景のように見え…

2026/01/22

⚫︎『谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座』(江崎実生)。たまたま、この映画のオープニング部分の映像をYouTubeで目にしてずっと気になっていたのが、ツタヤディスカスで借りられると知って、借りて観た。まさかDVDが出ているとは思わなかったが、ゼロ年代に…

2026/01/21

⚫︎タランティーノはあまり好きではないが、タランティーノで何が好きかと問われれば『ジャッキー・ブラウン』と答えるだろう。でも、正直言うとどんな映画だったかほとんど覚えていない。ただ、とにかく音楽が素晴らしかったという印象が残っている。 filmmu…

2026/01/20

⚫︎(17日から続く)中野のスペース「水性」での『温室 / オンシル』(仮)予告上演について。 ⚫︎(昨日から続く)『温室 / オンシル』第一部の予告上演(三野新 : 戯曲、山本浩貴 : 演出、石川朝日 : 出演)について。 ⚫︎『外が静かになるまで』における登場…

2026/01/19

⚫︎(一昨日から続く)中野のスペース「水性」で、『温室 / オンシル』(仮)予告上演。 ⚫︎『温室 / オンシル』第一部の予告上演(三野新 : 戯曲、山本浩貴 : 演出、石川朝日 : 出演)について。まず、どんなしつらえの舞台によって上演されたのか(忘備録と…

2026/01/18

⚫︎(昨日から続く)中野のスペース「水性」で、『温室 / オンシル』(仮)予告上演。 ⚫︎パフォーマンスの記録映像『息をし続けている』。 ベケットのとてもとても短い戯曲『息』を原案としたパフォーマンス。初演は2020年で、当時、歌舞伎町でホストクラブ(…

2026/01/17

⚫︎中野のスペース「水性」で、『温室 / オンシル』(仮)予告上演。 三野新による映像作品『外が静かになるまで』とパフォーマンスの記録映像『息をし続けている』の上映があり、続いて、三野新 : 戯曲、山本浩貴 : 演出、石川朝日 : 出演による『温室 / オ…

2026/01/16

⚫︎ちょっと昨日の補足。『心が叫びたがってるんだ。』でとても重要なのは、自分自身(自分自身の「表現」)を「自分の言葉」でするのではなく「他者の言葉(他者の表現)」の中に発見する、ということだろう。 父からの呪いを受けて言葉を失った(「喋る」こ…

2026/01/15

⚫︎東京科学大学でアニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』を深掘りする講義。講義が終わった後、礒﨑憲一郎さんと「晩年」の話をするなど。 以下、講義で使ったスライドの一部を公開します。坂上くんとの対話によってすでに「呪い」が解かれている成瀬さんが…

2026/01/14

⚫︎(1月11日の日記の続き)ツタヤディスカスでレンタルしたDVDで『ヘリウッド』(長嶺高文)。四十数年ぶりの再会だが思っていた以上に酷かったし、そして見事なくらい面白くもなかった。ただ、これが80年代初頭の空気だよなあというノスタルジーはたっぷり…

2026/01/13

⚫︎名前としては超有名であるのに、それに比べその作品の意味や可能性が未だ充分に受け止められ、理解されているとは思えない、魅惑を放ちつつも解けない謎のようにしてある画家(絵画)がぼくにとっては二人いて、一人がアルツハイマー発症後の最晩年のデ・…

2026/01/12

⚫︎インターネットは恐ろしいと思った。インスタグラムのぼくのタイムラインに「おすすめ」として森七菜のオフィシャル・アカウントが出てきた。今まで芸能人のアカウントがタイムラインに挙がってくることなどなかったのに。 これまでぼくが、ウェブ上で行っ…

2026/01/11

⚫︎ツタヤディスカスで『ヘリウッド』(長嶺高文)のDVDをレンタルできることを知った(まだ手元に届いてもいないが)。作品としての良し悪しを超えて、ぼくに深く刻まれてしまっている映画で、しかし公開時(1982年)に一度観て以来、観ることができていない…

2026/01/10

⚫︎『ふれる。』をU-NEXTで。監督・長井龍雪、脚本・岡田麿里、キャラデザと作画監督・田中将賀のトリオによる新作が2024年に公開されていたということを今まで知らなかった。15日に東京科学大学(ほぼ旧東工大)で『心が叫びたがってるんだ。』について深掘…

2026/01/09

⚫︎神奈川大学みなとみらいキャンパス米田吉盛記念ホールで、『いもの国風土記』(井上文香・黒川幸則)、第一部から第三部を観た(第三部は初公開)。このような映画でネタバレというのは変な話だが、この映画の第一部と第二部を観ている人で、第三部を前情…

2026/01/08

⚫︎ドラマ『ひらやすみ』をU-NEXTで。ちょっとだけ観ようと思ったら10話まで観てしまった。 ⚫︎このドラマを観たすべての人が思うと思うけど、まず森七菜すげー、と思った。最初に登場する場面で、岡山天音から「美大合格おめでとう」と言われて「美大なんてフ…

2026/01/07

⚫︎最近では新作の映画の公開を待ち遠しく思うということがほとんどなくなってしまったが(逆に、観たいと思っていた映画なのに気がついたら公開が終わっていたということが多い)、四年間待たされた『閃光のハサウェイ』の二作目が今月末から公開されること…

2026/01/06

⚫︎『われらの狂気を生き延びる道を教えてください』が素晴らしいのは、最後の最後はなぜか唐突に「いい話」風に落とすのだが、その直前までは、とにかく酷い酷い酷い世界の中で、どんなに状況が酷くなっても、徹底して不謹慎にふざけ倒しているところだろう…

2026/01/05

⚫︎U-NEXTで、コンプソンズ『われらの狂気を生き延びる道を教えてください』(2022年)。 この日記で色々批判的なことを書いているのに、結局コンプソンズ大好きじゃん、自分、という感じで、またまたコンプソンズ公演の映像を観た。で、驚いた。これはもう最…

2026/01/04

⚫︎U-NEXTで『近畿地方のある場所について』(白石晃士)を観た(原作は読んでいない)。観始めてすぐ、これは新年早々に観る映画じゃなかったな、と少し後悔する。 《「何らかの手段で見つかった、実際の出来事をめぐるテキストや視聴覚資料(=フッテージ)…

2026/01/03

⚫︎富士山、どーん ! 。

2026/01/02

⚫︎U-NEXTで、コッポラの『メガロポリス』を観た。妙な言い方になるが、予想した通りにびっくりするほど面白くなかった。冷酷な言い方をすれば、悪い時のコッポラが全部出ているような感じ。しかし、だとしても、この作品を簡単に否定できるかといえば、そう…