2026-01-01から1年間の記事一覧

2026/08/11

⚫︎「攻殻機動隊」第5話をネットフリックスで。最初は気になっていた「古さ(未来の古さ)」がだんだん「味」のように感じられるようになってきた。一種のスチームパンクのようなものだと思えばいいのかもしれない。 例えば、佐川電子という会社の社長と、そ…

2026/08/10

⚫︎『嵯峨野あやつり異聞』(近本洋一)。図書館で借りた。エンタメ小説として、不思議なあり方をしていてとても面白かった。 物語の背景となる「設定」的なものがすごく分厚く作り込まれていて、登場人物たちもまた、その来歴や性質、あり方について、深い奥…

2026/08/09

⚫︎妄想と嘘の違いについて考えていた。妄想が、いわば「剥き出しにされた欲望」であるのに対し、嘘は「欲望(や罪)を隠蔽する」ものだと言えるだろう。 ただし、妄想が欲望を剥き出しにすると言っても、それは一般的な言語で書かれる(語られる)のではなく…

2026/08/08

⚫︎『UFO山』がいまひとつ冴えない感じだったのは、内容と形式が合っていないということもあるのではないかと思った。幽霊とファウンドフッテージ形式は相性がいいとしても、UFOとファウンドフッテージ形式とはあまり合わないのではないか。 そこで改めて、「…

2026/08/07

⚫︎舞台は病院。ナースステーションのようなところで、30歳代か40歳代くらいの石坂浩二(白衣ではなく、チェック柄のセーターを着ている)が、ピンク色の長髪を振り乱しながら、婦長らしい山岡久乃から批判的な意見を言われてるのを必死で抗弁していて、その…

2026/08/06

⚫︎偶然、良い動画を見つけた。ぼくが、知識もなく、都度都度つまみ食い的に拾って聴いている「好きな音楽」のうちの一つの系統について、とてもわかりやすく説得力を持って概要を示してくれている。やはり自分はファンクが好きなのだなと改めて思う。 (しか…

2026/08/05

⚫︎必要があって調べたのだが、世界には、今、話されているものだけで7000種類くらいの言語があり、「語族」という単位でも(一言語一語族といった孤立言語を含めると)140から150種類くらいあるという。このような多様性があるのは、おそらく人類にとって「…

2026/08/04

⚫︎YouTubeに、「〔考察〕分身とはどのようなものか」という動画をアップしました。「ライオンは寝ている」の自作解説がまだ完結してしませんが、自分で作ったアバター(キャラクター)を試しに使ってみたくて、短めの動画を先に作りました。 最近、いかにもA…

2026/08/03

⚫︎『UFO山』をようやく観た。最初はUFOの話と見せかけて、実はまったく違うところに連れて行ってくれるのではないかと期待したが、最後までUFOの話だった。TXQ FICTIONのシリーズでこんなに普通だったことある ? 、と思う感じだった(「イシナガキクエ…」は…

2026/08/02

⚫︎『死と狂気』(渡辺哲夫)。これはすごかった。図書館で別の本(木村敏の本だ)を探していて、書棚に挿してあるのが目に留まり、なんとなく気になったので借りてきた。この本にかんする予備知識はなかった。 (図書館で借りた本なので、線を引いたり書き込…

2026/08/01

⚫︎YouTubeに、#shorts 手描きアニメーション「おどる幽霊」をアップしました。これはInstagramに投稿したのと同じものです。 www.youtube.com また、下にいるのが、ぼくのYouTubeチャンネルのアイコンであり、キャラクターです。とりあえずいまのところ、過…

2026/07/31

⚫︎改めて、薬師丸ひろ子 / 大瀧詠一の『探偵物語』を聴いていて、松本隆が書いた《夢で叫んだように唇は動くけれど / 言葉は風になる》という歌詞に唸らされる。「夢で叫んだように」「唇が動く」、ってすげえ表現だな、と(しかもその上で「言葉が風になる…

2026/07/30

⚫︎絵画は二次元なので、現実(三次元)に対して次元が一つ足りない。だから、必然的にその空間表現の内部に、短絡、ブランク、歪み、を含み持つことになる。絵画とは言ってみれば、短絡やブランクや縮減や歪みをどのように平面上に配置するのかということで…

2026/07/29

⚫︎youtubeにショート動画をアップしました。手描きの(マウスで描いた)アニメーションです。 (描いている時は全然意識していなかったが、普段、マウスはキーボードの右側にあって、右手で操作しているので、そのまま自然に、このアニメーションも右手で描…

2026/07/28

⚫︎ぼくは音楽については何もわからないというか、自分の耳に自信がまったくないので、完全に好き嫌いの趣味の話でしかないが。 昨日の日記のノスタルジー・モードは、昨日、最初にリンクをはった松本伊代の動画をたまたま見つけたところから発動された。松本…

2026/07/27

⚫︎ノスタルジーモード。1980年前後のヒット曲を聴くともう自動的に涙が出てきてしまうよ。 ・【センチメンタル・ジャーニー】Acoustic Ver. |松本伊代 https://www.youtube.com/watch?v=NyI9Gk_hINw ・Do You Remember Me (2013 Remaster) 岡崎友紀 https:/…

2026/07/26

⚫︎寺山修司の最晩年の作品に『寺山修司&谷川俊太郎ビデオ・レター』(1983年)というのがある。谷川俊太郎とのビデオによる往復書簡あるいは交換日記で、これは寺山の死まで続けられる。80年代前半は、まだまだ高価とはいえ一般の人にも手が出せる価格で民生…

2026/07/25

⚫︎CADAN大手町で、大岩雄典「抽象」。 この展覧会は「税」を主題とし、ボストン茶会事件と、マタイの召命(カラヴァッジョ)とを、それぞれを「喩」として再現した二つの空間と、そこに散りばめられた、スマホによってテキストを呼び出すNFCタグによって成り…

2026/07/24

⚫︎河合隼雄が、『子どもの本を読む』、『ファンタジーを読む』でやっていることは、適宜、長めの引用を交えつつ、物語を語り直して、そこに時々ちょこちょこっと(臨床家としての)自分の見解を挟むというくらいのことで、ほとんど元の物語の語り直しでしか…

2026/07/23

⚫︎この日記を書くくらいの感じで、あんまり作り込んだりせずに、ラフな感じで動画が作れないかな、と思っていて、手っ取り早いのは自分がカメラに向かってしゃべればいいのだが、大学の講義とかトークみたいなものにはある程度は慣れたと思うし、講義やトー…

2026/07/22

⚫︎「攻殻機動隊」第3話。うーん、引き続きほぼ原作通りか。ただし、さすがにアクションシーンについては「原作通り」と言って済ますことのできないアニメ独自の膨らみがあり、それはさすがだと思った(神山版のタチコマに比べて、このフチコマは、どことなく…

2026/07/21

⚫︎ジム・ジャームッシュの新作の予告編がyoutubeにあった。いい感じっぽい。そして、このいい感じのおじいちゃん、どこかで見覚えがあるなと思ったら、トム・ウェイツなのか。『ストレンジャー・ザン・パラダイス』と『ダウン・バイ・ロー』の日本公開が86年…

2026/07/20

⚫︎『入居条件 : 隣に住んでいる友人と必ず仲良くしてください』(寝舟はやせ)。いわゆる「怪談」的なものの面白さやリアリティは、その理不尽さや非合理性にあり、「謎」そのものの質にあると思う。しかし、ホラーが長編化すると、その呪いや理不尽の由来を…

2026/07/19

⚫︎ここのところ、寝る前にぼんやり観ていたアニメ『スーパーカブ』が、最後までたどり着いた。とても良かった。たとえて言えば、『ゆるキャン△』+『あの夏、いちばん静かな海』(北野武)という感じか。 主人公の女子高生は、親がなく、アパートに一人で住…

2026/07/18

⚫︎ネットフリックスで「攻殻機動隊」新シリーズの2話目を観た。2話も、1話と同じく、ほぼ原作通りだった。 原作通りと言っても、アニメの演出やカット割りが原作マンガのコマ割りや構図に完全に準拠しているというほどではないし、セリフが一言一句そのまま…

2026/07/17

⚫︎メモとして。以下は、VECTIONの会議で話題になったCNET Japanの、AI(Claude)の「意識」についての記事。《「Jスペース」と名付けたこの神経パターンの集まりを読み取ると、Claudeが文章には出力していない“頭の中の考え”が分かる》、と。ここの記事で言…

2026/07/16

⚫︎『足音がやってくる』(マーガレット・マーヒー)。これは素晴らしかった。 大きな話でも、複雑な話でもなく、シンプルな話が、ほぼ枝葉もなく一直線に進んでいくが、それでも十分に豊かだ。この物語は、確かに、主人公のバーニーを中心として一直線に進ん…

2026/07/15

⚫︎Canvaで、ありものの素材と、自分の作品や自分で撮った写真とを用いてざっくりと作った動画。 www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com

2026/07/14

⚫︎Canvaで、ありものの素材と自分で撮った写真とを用いてざっくりとアニメーションを作ってみた。目的もなく、遊びながらどんなことができるか手探りしているという、らくがき的な段階でしかないものだが(Canvaによって用意されている素材への依存度が高す…

2026/07/13

⚫︎作家性とはなんだろうか。まず最初に、スタイル・技法・技術ということが考えられる。ある特異的なスタイル・技法・技術を作家性と呼ぶ。次に、そのスタイル・技法・技術に内実を与えるものとしてアーカイブが考えられる。その作家独自のアーカイブと、作…