フォーサイス、すごいな。脱ポストモダン的な作品で、ちょっと他に観たことのない感じ。« Alignigung » by William Forsythe(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=FpOQeOa6dhI
二つの身体を合成して第三の身体をつくりだし、その第三の身体でしか可能でない動きをつくりだす感じ。この時、個々のダンサーたちの触覚的ゲシュタルトや内観的空間配置(自分で感じる、自分の手足の位置関係や運動感覚など)はどうなっているのだろうか。三つ目の身体を感じているのだろうか。
一見すると(外側から見ると)、バロック的な彫刻に近い美的な感触(空間的な構造)をもっているようにもみえるけど、しかしその形を構成しているピースが(人間の身体を模した像ではなく)実際に人間の身体であり、かつ動いている場合、それを外側から見ているだけでも、ただ「形」として観るだけではおさまらない感覚がどうしても生じる。おそらくフォーサイスのやりたいことは、基本的なところでは小鷹研理さんが研究としてやっていることにけっこう近いんじゃないだろうかと直観的に思った。でも、それを古典的な美学にのっとって高度に洗練させるという形で(つまり、ヨーロッパのアートやダンスの歴史とコミュニティのなかで受け入れられやすいような形で、かつ、自分のキャリアと整合的であるような形で)「仕上げている」ということなのではないか、と。
●小鷹研理Twitterより、おとなのからだを不安にさせる組み手
https://twitter.com/kenrikodaka/status/857506471537385472
今日のゼミのプラクティス。
https://twitter.com/kenrikodaka/status/865480293292982272
「いまどうもしてないです」
https://twitter.com/kenrikodaka/status/885378611955474432
「類稀なる多足類の類(さとうくんと明日の授業の準備)」
https://twitter.com/kenrikodaka/status/889760308188725249
これは、さわるさわられるあべこべ実験。
https://twitter.com/kenrikodaka/status/908672917352751104
「mimic、flip、melt、decompose」
https://twitter.com/kenrikodaka/status/889977565858807808
今年の戦場「人間は考えヌ頭部である」のTシャツは「蟹は八本の葦である」である。
https://twitter.com/kenrikodaka/status/951620634768941056
なぞのイラスト
https://twitter.com/kenrikodaka/status/922981796077170688