2020-01-15

●メモ。『エドワード・ヤンの恋愛時代』(原題、獨立時代)がYouTubeで観られる。94年製作、台湾のITバブル期の雰囲気。

エドワード・ヤンの恋愛時代」(Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%81%8B%E6%84%9B%E6%99%82%E4%BB%A3

独立时代(1/2)YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=kgpX6efo5Gk

独立时代(2/2)YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=TSq3Q8I6fYY&t=44s

●あと、かなり前にもリンクを張ったけど、エドワード・ヤンの未完のアニメーションもすばらしい。

楊德昌導演未完成的最後遺作-追風樣片 YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=HdWAc5a19_A

●この日記に「新人小説月評」のことばかり書くのはつまらなくて自分でも嫌なのだが、今のところそればっかりやっていて他にネタがないので、また書く。

どのみち「月評」は、短い字数、限られた時間のなかで多くの作品について評するのだから、ある程度暴力的なものになることは避けられない。むしろそれを避けているかのようなポーズをとることの方がよくないと思うので、まあ、「あえて暴力的に」やっていくしかないと思う。作品によっては、一言コメントみたいな感じでばっさり切るしかないこともある。

ただ、一言コメントみたいに切ると言っても、そのためには、一言でその作品についてなにかしら(最低限その核に触れるような)妥当性のあることを言う必要があり、そのためには、「ここを突けばそれができる」という適切なツボをみつけだす必要がある。そして、そのようなツボを探し出そうと探索することは、その作品について詳しく記述するために丁寧に読むことに比べて、楽だということは全然ない。けっきょく、同じくらい頭を使う。(字数上)適当に切って捨てたようにしかみえない一言コメントにしなければならない作品でも、そのツボを見つけるために、再読、三読し、熟考しなければならないこともある。そして、そうしても、結果あんまり良いツボを見つけられなくて雑なコメントになり、落ち込む、ということもある。

(雑に切って捨てるような一言コメントこそ、締め切りギリギリまで粘って考えた結果だ、ということになりがち。)