●以前にまとまった作家論を書いたことのある小説家Aのあたらしい作品についての原稿の、最後の追い込み。今日は散歩にも行かず、ひたすらそれだけに没入していた。なんとか書けた。ちゃんと書けたと思う。面白かった。ぼくの原稿が面白いかどうかはともかく、この小説について書くことが、(大変だったけど)とても面白かった。今日はもう、それ以外に書くことはない。もう文を書きたくない。
しかし、いつものことだが、約束の枚数を約十枚オーバーしてしまって三十五枚になっているのだった。今後、編集者と要相談。