2024/02/10

⚫︎夢。集団で、海へ行くためのバスをバス停で待っている。バスは次々に来るが、どれも海へ行くものではない。海へ行く目的は、映画の撮影であるらしい。バス停は、かなり高い位置にあり、そこから斜面が下っている。斜面にも、ぽつりぽつりとスタッフらしい人々が散らばっている。なかなかバスが来ないので、もう少し待つように出演者に言ってきてくれと頼まれ、斜面を下っていく。出演者は、斜面の一番下に待機しているという。下までおりると、そこに菅原文太鶴瓶がいる。驚いたことに、斜面の下はもう海だ。だがそこは岩場があってすぐに海で、砂浜がない。撮影には砂浜が必要であるようだ。とはいえ、上まで行ってバスを待つより、ここから岩場沿いを歩いた方がはやいのではないかと思うが、それではダメなのだと強く否定される。

(この記述は正確ではない。夢の中ではしばしばあることだが、この場面は、映画の撮影であると同時に、その映画の物語内部でもあり、ぼくは、スタッフの一人であると同時に物語内の登場人物でもあり、二つの異なる存在の位相が同じ強さで並立していた。)